金木犀の香りが、ふとした秋の夕暮れに心を揺さぶることがあります。
柔らかな風に乗って届くその甘い香りは、幼い頃の帰り道や、初めて人を想った切ない気持ち、あるいは大切な人と過ごした静かな時間を呼び覚まします。
私たち「金杢犀」では、そんな“かつてあった温もり”を、厳選した銘木を用いた作品づくりで再現したいと考えています。
職人が一つひとつ丁寧に磨き上げる木の表情は、やがて手に馴染む輝きを放ち、時間とともに深みを増していく。
「謙虚」「陶酔」「初恋」という花言葉に宿る優しい感情を、日常の中でそっと感じ取れるようなものづくり。
それが私たちの願いです。